フランス人にひじき

を見せてみた。
フランス人フラットメイト「ギヨム(Guillaum)」には人生初めての「ひじき」との遭遇である。


まずは「袋の中の乾燥ひじき」を披露。


反応:
「何これ? パスタか?!麺か???」
(確かにイタリアにはカラスミパスタが存在するし)


「これでも海草なのだーーー!!
うぁはっはhっははは」(俺)



「へぇ〜〜」(興味深々のギヨム)



(匂いを嗅ぐギヨム)
「げっ!海の匂い↓↓ うぇ。。。キモ!」


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実家から次々と送られてきた(ありがたい)ダンボール一箱半の食糧をなんとしてでも消費せねば!!!!
乾物・缶詰・ふりかけ・麺・つゆ・だしの素・餅・赤カブ漬・・・etc
さらに1ヶ月前に豚フル対策ということで
「石鹸ミューズ&医薬消毒液ウェルパス&手術用マスク(しかも英国製てチョwwかなりハイテク)」
と共に送られてきた「大量のみりん干し」に「飛騨納豆」(あの屋台のやつ)
納豆は打ち倒したが(賞味期限過ぎてたけど発酵品やし、ま、いっかw)、
この大量のみりん干し、本気で倒せない!!!!!(汗汗汗
さらにオーブンで焼くと、あの独特の干物の匂い・・・
俺はいいんやけど、魚をあまり好まないフラットメイト(ドイツ・フランス・アメリカ・スコットランドと魚とはほぼ無縁なヨーロッパ人)には、なかなか嗅がれたくないあの匂い。
食っとるときに、気まづくなるというか、なんというか・・・↓
うまいからいいんやけど(!)
できるだけフラットメイトがいないときに食べたいんやけど、なかなかタイミングも計れず、
冷蔵庫に眠るもう三袋のみりん干し。。。


今夜のあのひじきはどうなったかというと・・・
4年の海外自炊歴でも、初挑戦となる「ひじき」
40g分を約10倍の水に浸すこと、30分。
ムクムクふくらんでる〜〜〜(おもしろい)
それを洗って、細かく刻んだニンジンと共に調味料を入れて煮る
ひじきと共に送られてきた「おとしぶた」も大活躍!!


味見=うまっ!!!!(☆幸せ☆)



だが、フラットに立ち込める、あの醤油の煮物とほんのり海草の独特の匂い。
「これはまずい!!!!ヤバっ!!」
換気扇フルにキッチンの窓を前開


興味深々で物静かに現れたのは、ドイツ人元シェフのステッフィー(ステフ)。


「変な匂い〜 超変。 なんじゃこれ〜!??」


しかもこのステッフィー、ドイツ人なくせにビールもソーセージも嫌いなのだけど、
豆腐も嫌いだし(変な感触に味がないから)、魚介類は好みではない。
影じゃ 「きもっ!」とか言ってんやろな〜


そしてそこに現れた、フランス人ギヨム。
こいつも魚はあんま好みじゃないし、みそ汁も微妙な反応やった。
醤油も微妙やし、アジア文化というか日本文化には生まれてこのかた触れたこともない北フランス人。
料理もできんしで毎晩食べるのはパスタかイモかパンかスープ。
イギリス人以上に本物のヨーロッパ人の舌。
(でも海苔巻き醤油餅は、以外にいけた)
できたての「煮物ひじき」を見ると、


「きもっ!!」の連続。 「匂いもきもっ!」×10


自分がひじきをここで煮たのが、タブーだったのか。。。?


いつもはなんでも興味本位で味見をさせるけど、
今回はどうしてもムリ!って感じ。
そりゃそうやわなー


納豆を食ったり、卵かけご飯食ったり、餅食ったり、ソバ食ったり、
みりん干し食ったり、、、
やっぱり相当珍しいみたいで、いつもの一言目は「なに食ってんだ?」


彼らの反応を見るのも、非常におもしろい。